2006年01月29日

●斜陽(太宰治)

去年の桜桃記に合わせて久々に読み返したりしていました。
毎日、昼休みに少しずつ読んでいたのだけど、これって昼休みとはいえ勤務中に読む本ではなかったなあと改めて思った。
やる気を削がれるにも程があります(笑)
でも、たまに読み返したくなるんだよね。
私はとにかくお母さまが大好きで、あんなに美しくって悲しい登場人物はいないんじゃないかって思う。
かず子も、初めて読んだ時には上原への思いの強さが怖くて仕方なかったんだけど…
今読んでみると、それはそれで一つの生き方かなあ〜って思うねえ。
上原のダメ男っぷりは昔も今も好きだ。

「昼休みに読む本じゃないよなあ〜」と思いながらも延々読んでしまったのは、結局この本全体を覆う暗さが好きなんだろうな。

posted by 瀬田 at 23:57| 福島 | Comment(0) | TrackBack(0) | た行の作者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年06月22日

●痴人の愛(谷崎潤一郎)

やっぱり一冊目は谷崎だろうと思ったので、これ。
高校の時、初めて手に取った谷崎作品。
大正時代に書かれたとは思えない奔放なヒロイン・ナオミと、ナオミのために身を持ち崩していく主人公の譲治。
この二人、どっちもどっちだろって感じの夫婦なんだけど、何故か魅力的なのね。

今の新潮文庫版はこの装丁だけど、私が持っているのは従来の赤い表紙のもの。
よく持ち歩いていたのでもうボロいんだけど、今でも本棚の一番取りやすいエリアに置かれる一冊。
これを読んで谷崎が好きになったので、非常に大切な作品です。

posted by 瀬田 at 15:09| 福島 ☁| Comment(0) | TrackBack(1) | た行の作者 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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